東京建設重機協同組合

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クレーンの仕事

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建設業のしごと

建設業は大きく分けると土木と建築の二つに分かれます。
その中で移動式クレーンのしごとは、重量物を吊上げ、移動させる大切な役割を担っています。

土木のしごと

「土木のしごと」は、山や森、川、海などの自然を相手に、道路やトンネル、ダム、橋など私たちの暮らしや経済活動を支える社会基盤(インフラ)をつくる仕事です。 蛇口をひねると水が出る、橋やトンネルができて移動時間が短くなった、洪水の被害を減らすなど、私たちの安全で便利な暮らしを支えているのは土木の仕事なのです。

土木の種類:トンネル、ダム、道路、防潮堤、橋、鉄道…

建築のしごと

「建築のしごと」は、マンションなどの住宅をはじめとして、映画館やショッピングモール、レストラン、学校、工場など、私たちが生活したり、楽しんだり、食事をしたり、 勉強したりする建物をつくる仕事です。私たちが、生活する上で当たり前のように利用している建物をつくっているのは、建築の仕事なのです。

建築の種類:学校、病院、工場、ショッピングモール、高層タワー、美術館…

※出典:建設産業人材確保・育成推進協議会

クレーンのしごと

移動式クレーンを使い、重量物を吊り上げ、
移動させる仕事です。

大きな移動式クレーンが公道を走行しているのを見たことがありますか? 
建設現場にたくさんの移動式クレーンのブームが並んでいるのを見たことがありますか?
その移動式クレーンを運転・操作して、建設工事現場で資材の配置や鉄骨の組立て、その他工事に付随する揚重作業・機械機器の据付けなどを専門に行うのが「建設揚重業」なのです。
重量物を吊上げ、移動させる移動式クレーンは、建設工事現場にとって必要不可欠な存在であるとともに、工期の短縮にも大きな力を発揮している、決してなくなることのない仕事なのです。

資格取得について

移動式クレーンを運転するためには、資格が必要です。
①「5㌧以上の移動式クレーン」を運転するためには、国家試験である「移動式クレーン運転士免許」を取得しなければなりません。
②5㌧未満の「小型移動式クレーン」を運転するためには、3日間の技能講習を受講しなければなりません。
③また、公道で移動式クレーンを運転するためには、「大型自動車免許」や「大型特殊自動車免許」が必要です。

若い人たちへ

大きなビルを建てたり、橋や高架道路をつくったり、一戸建ての住宅の建前にさえ、移動式クレーンは使われています。重量物を吊上げ、移動させる仕事は、 工事現場をはじめとしたあらゆる現場で必要とされ続ける仕事なのです。
いちがいに重量物を吊上げ、移動させるといっても、形状や重さ、吊上げる場所など、いろいろな条件があります。その条件の中でどのように吊上げ、 移動させるか。「知性と技」が活きてきます。若者の豊かな感性と創造性が、進化し続ける移動式クレーンを駆使することのでき「技」となり、空間移動のスペシャリストとなるのです。
断言します! 若者にとって、働きがいと生きがい、誇りを感じることのできる仕事であることを…。

クレーン作業を見てみよう(動画)

解体用重機の揚重作業(360tオールテレーンクレーン)

タワークレーン解体作業(360tオールテレーンクレーン)

解体用重機の揚重作業(360tオールテレーンクレーン)

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